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中学受験を意識し始めると、塾選びに悩みます。
地元の塾がよいか?
少し離れた塾がいいか?
集団塾と個別塾、どちらがいいか?
ネットでも勉強できるけど・・・
費用はいくらなんだろう?
いろいろな塾選びのポイントを見ていきましょう。
Contents
塾には受験塾と学習塾がある
塾には受験塾と学習塾があります。
え?なにそれ?という人のためにざっと説明しますと
受験塾というのは受験対策のための塾です。
受験対策ということは、受験したい中学によって対策も変わります。
また、私立と国公立・都立では受験範囲そのものが違いますから、5年生~6年生以降は大きく勉強内容が変わるのが普通です。
おおむね私立受験対策の塾では5年生中には小学校の勉強は終わっていて、それ以降は受験に沿った勉強をします。
国公立の受験では受験範囲は学習指導要領の範囲内となっているので、私立のような独特の勉強は必要ありません。
ですから5年生以降は私立と国公立の志望の別で勉強内容が変わります。
また、国公立の受験(受検)問題も特色あるものが多いので、これに慣れるために演習をしたり、作文対策をする場合もあります。どちらの場合も受験塾ではテキストも学校で学習する内容を超えるので、独自のテキストや大手塾のテキストを使うのが一般的です。
一方、学習塾はあくまで小学校で学習する範囲の勉強と、高学年では中学の先取りをするという内容になります。
学校で習う学習の、予習復習、学校のテスト対策といった勉強が主なので、学校の成績をよくしたいという目的に合っています。
逆に受験を考えているならば学習塾では学習内容が足りなくなってしまいます。
学習塾を掲げていても、受験したいといえば対策をとってくれる場合もあるので相談してみるのもよいと思います。
しかし、実績やノウハウは受験塾の方が持っていると考えた方がよいでしょう。
ということでここでは、受験塾のことを書いていきます。

個別指導はどんな内容?
個別指導は先生と生徒が1対1で指導する形式のことです。
ですが1:2の場合でも個別指導というようで、どちらかといえばそういう個別塾の方が多いようです。
個別指導塾の中で1:2の場合と1:1の場合のどちらでも選べますが、
1:1を希望すると料金が割高になります。
個別指導で1:2の場合、どのように指導しているかというと、だいたい片方の子に指導している間は、
もうひとりの子には演習させていて、今度は反対になり・・・
という繰り返しになります。
2人の子の組み合わせは小学生同士だったり、全然違う学年だったり、塾で扱っている範囲によるのでいろいろのようです。
個別指導のメリット
子どもが内向的なタイプでも質問しやすい・子どものペースで勉強ができる
学習進度をそれぞれの子どもに合わせることができる。
苦手分野や得意分野に合わせて学習できる。・子供の性格や性質で対応を変えられる
先生との相性なども相談できます
・スケジュール調整がしやすい
曜日や時間の融通が利きやすいので、課外の活動と並行して受験対策ができます。
サッカーや野球をやりながらも受験対策がしたい場合にも向いています。
個別指導のデメリット
受験は競争でもありますが、競争心が育ちにくい環境ともいえます。・料金が割高
1指導あたりの料金は集団塾に比べて割高になります。
料金については1指導あたりでは割高となる個別指導ですが、受験対策期間中の総額で言えば集団塾のが高額になると考えらえます。もちろんいちがいには言えませんが、講習なども自分のペースでできますので、集団ほど夏期講習だけで十万以上、という場合は少ないと思います。また、クラス分けテストなどもないので、テストの料金もあまりかからず、合宿などもないので、総額が低くなりやすいと思います。
集団塾はどんな内容?
大手の受験塾はこのタイプが多いです。
20~30人くらいのクラスが何クラスかあり、たいだいの場合、テストでレベル分けされ、
クラス分けされます。
大手では、週ごと~月ごとでクラス分けテストを行い、レベル分けを行うとともに、競争心も育てます。
友達に負けたくない、という気持ちも集団塾の方が強いのはこのせいだともいえます。
集団塾のメリット
・競争心、受験への意識が高まる
集団塾のデメリット
4年生ぐらいでは集団塾の方が個別に比べ安く感じると思いますが、学年が上がるにつれ金額が上がっていきます。
また、講習やテストが多く総額になるとかなりの金額になります。・塾のペースに合わせないといけない
当然ながら、学校と同じで時間割は塾が決めたものに従います。それまで早寝だった子でも、遅くまで塾で勉強する生活にシフトすることになります。
長時間の授業に耐え、夕飯もお弁当持参で塾で食べたりすることになります。
親も塾の保護者会などが行われたり、受験生の親という気持ちが芽生えると思います。
また、お弁当なども必要になるので、親としても頑張る必要があります。
大手受験塾では5年生で週3日~4日、6年生では5日以上となります。土日にはテストやテストの復習などもあり、
土日だからといって気が抜けない期間になります。

個別塾だけで集団塾と同じ学習ができるのか?
これはその塾のノウハウにもよると思います。
実際、個別だけでも相当なレベルの中学に受かる子もいますし、集団に行ってもダメな場合もあります。
要はその子にとってどちらのタイプの方が身になる学習ができるか?ということです。
集団塾に行っているけど、ただ座っているだけでついていけていないという子もいたり、
個別では全く受験に対する意識が高まらず、最後までそのままだった、
という子もいたり。
子どもの性格をよくみる
子どもの性格をよくみて塾を決めるのがとにかく大事だと思います。
小学校4年の春には大手塾を決めることが多いと思いますが、なんとなく親も春期講習からの雰囲気に乗せられてしまったりといった話もよくあります。
あくまで主役は子どもなので、子供の性質やペースにあった塾を選んであげることが大事です。
また、通学も遠くて疲れてしまった、ということがないように、数年通うこともよく考えましょう。
実績は頼りになるか?
塾選びに志望校の合格実績はとても気になるところです。
気になるデータについては詳細をよく確認したらグループ全体の数字だったりということもあるので注意しましょう。
ただ、その数字だけで塾を決めるのはおすすめしません。
あくまで塾選びは総合的なバランスで判断しましょう。

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インターネットで受験対策
受験対策は必ず塾に行かないとダメか?というとそういうわけでもありません。
大手受験塾の四谷でもインターネットで受験対策ができるサービスを始めています。
料金も通塾に比べてものすごく安いわけではありませんが、塾に行く時間が取れないというお子さんにはおすすめです。
しかも四谷の中学受験の定番の授業やテキスト内容を自宅で受けられるので、内容としては通塾しているのとそん色ありません。
毎週のクラス分けテストにも参加できるので、自分がどの程度の力があるのか、レベルなのかも確認しながらすすめることもできます。ただし、自己管理ができる子供、親であることが大事な学習方法です。
ネットでの受験対策では目標意識の高いことが必要になります。あまり勉強が得意じゃない、好きじゃないけど塾なら楽しいという子供もいるので、そういった子にはインターネット学習は難しいかもしれません。
通信教育での受験対策も同様で、インターネットに比べさらに動的なものの手助けがないので、小学生でも勉強が好きなタイプのお子さん向きであると言えます。
モチベーションが家庭内でなかなか保てないという親子であれば、やはり塾に行くのがおすすめです。